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EthernetFablic(L2 Fabric)で、ループフリーのマルチパス構成

イーサネット・ファブリック(L2 Farbir)概要

  • 複数のスイッチで構成されるL2 Fabricは、接続する外部のネットワークからは大きな1台のスイッチとして認識されます。
  • マルチパスでかつループフリーなL2冗長ネットワーク
  • すべての物理パスをアクティブ化(従来の2倍の帯域が利用可能)
  • ファブリックに接続されたスイッチが最短経路を自動判断することで、ループを回避
  • イーサネットファブリックでは、フレームベースで分散する
    リンクアグリゲーションはIPアドレスなどでパケットを分散する。だから、4本で束ねたとしても、ストレージと特定のサーバの通信であれば、そのうちの1本しか使われない。
固有技術名 ベンダー
FabricPath Cisco
QFabric Juniper
Brocade VCS ファブリック
(VCS=Virtual Cluster Switching)
Brocade


L2 Fabricの問題点

  • 各スイッチの結合度が強く、バージョンアップなどのメンテナンスがしずらい。(停止時間が必要)
  • ベンダー独自の実装。異なるベンダー間ではL2 Fabricとして構成できない。
  • 実装はベンダーの独自技術となり、トラブルシューティングが難しい


Trillとは

IETF Transparent Interconnection of Lots of Links
IS-ISというルーティングプロトコルをベースに、IS-ISをイーサーネット上で動作させることで、ループフリーなネットワークを構成する

転送の流れとしてはTRILL網内をルータのようにバケツリレーで転送されていき、それぞれのスイッチがTRILLヘッダの情報を見て転送を繰り返して、宛先まで届ける。

フレームがTRILL網内に入るとき、イーサネットフレームにTRILLヘッダとOuterイーサネットヘッダをつける。

TRILL網内のスイッチは”宛先MACアドレスと出口スイッチ”のペア情報をもっており、全スイッチで同期している。
なので、TRILL網に入った段階で出口スイッチがわかるのである。

イーサネットファブリック - 備忘録ブログ


参考







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device/switch/ethernetfablic.html.txt · 最終更新: 2020/03/01 23:54 by kurihara

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