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cable:fibrechannel


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ファイバーチャネル規格の種類

ファイバーチャネル規格とは

  • 主にSAN(ストレージエリアネットワーク) で使われます
  • サーバ側には、HBA(Host Bus Adapter)が必要。LANの「NIC」に相当
  • 光ファイバーケーブルが使われます。 参考:光ファイバケーブルの種類(Optical fiber cable)
  • モジュールには、「SFP」や「SFP+」を利用します


Fibre Channelの互換性

Fibre Channelは、最大速度から下位2世代をサポートします

8G SFP: 2/4/8Gbps
16G SFP: 4/8/16Gbps
32G SFP: 8/16/32Gbps


用語

WWN
(World Wide Name)
・ファイバ・チャネル・スイッチやHBAといったハードに固定的に割り当てられた64bits(8bytes)のアドレス
・NICのMACアドレスのこと。
・変更することはできない。
・この値を使用して、「ゾーン」というセキュリティ・グループを構成する。
LUN
論理ユニット番号
LUNによって、物理的に1台のストレージに論理的なディスク装置(論理ユニット)に分けることができる。
LUN 1 はServer1が利用する、LUN 2 はServer2が利用すると分けることができる。
LUNの番号は、自分が決める。(通常1から順番に付ける。)
一般的には、物理的に1台のSCSI機器が持つ複数の“ユニット”を識別するために、それぞれのユニットに割り当てられる番号。
MPIO
(Multipath input/output)
マルチパス I/O
ストレージへのアクセス経路(I/O)を複数確保する機能
Microsoft MPIOを利用する場合、サーバーマネージャで[機能の追加]オプションから追加する(Server 2008)
スプリットブレイン クラスタメンバーの中の複数のマシンが死活確認方法を失い、
互いの状態が分からなくなってリソースを同時に活性化させてしまったり同時に止めてしまう現象


ファイバーチャネルの接続

サーバのHBA数

シングルパス構成 サーバのHBA数
マルチパス構成 サーバのHBAが2本
マルチパスのドライバが必要。
マルチパスドライバがないと、2つのディスクに見えてしまう。


FCポートの種類

F_Port
(Fabric Port)
スイッチにあり、ストレージやサーバのHBAとの接続に利用する。
E_Port スイッチにあり、スイッチ間接続に利用する
N_Port
(Node Port)
サーバのHBAやストレージ装置にあるポート


FCスイッチのゾーニング

スイッチ上でサーバとストレージのグループ化を行い、サーバから見えるストレージを限定する。

目的

  • ファイバーを抜いた時などに、ゾーンを分けていないと、SCSIの情報が全てのポート(ゾーン)に届いてしまうためよくない。
  • アクセスの負荷の分散(高負荷時に他に影響を与えないようにする。)
  • セキュリティ(他のサーバからは見えないようにする。)
  • データ損失の防止(他のOSから利用されることを防止する。)

ゾーニングの種類

H/Wゾーニング
ハードウェア・ゾーンイング
ポートがどのゾーンかで仕切る方法
サーバの接続ポートを変えてしまうとサーバからストレージが認識できなくなる
サーバ側の情報(WWNN)とは全く無関係にゾーニングをしているので、
サーバが入れ替わるかサーバ側のHBAが変更(=WWNNが変更)になった場合でもSAN環境としては影響がない。
S/Wゾーニング
ソフトウェア・ゾーニング
WWNがどのゾーンかで制御する方法
どのポートに接続するかという物理的な位置に依存しないという自由度がある
WWNが変わってしまう(HBAの交換など)とゾーニングの変更を行わない限りサーバと
ストレージの接続は確立できないというデメリットがある。








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cable/fibrechannel.txt · 最終更新: 2020/09/11 22:12 by kurihara

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