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全二重通信とオートネゴシエーション

オートネゴシエーションとは

ポート間の通信速度、通信モードを自動的に最適化する機能。

一方がオートネゴシエーションの場合、もう一方もオートネゴシエーションにする。
一方が固定にしている場合、もう一方も固定にする。


通信モードの組み合わせ

オートネゴシエーション 100M 全二重 100M 半二重
オートネゴシエーション X
100M 全二重 X X
100M 半二重 X

片方が固定で、もう片方がオートネゴシエーションの場合、
オートネゴシエーションモードの機器は、対抗機器の通信モードを認識できないため、
半二重モードに設定されてしまいます。


オートネゴシエーションの優先順位

優先順位通信速度・モード
1 1000BASE-T 全二重
2 1000BASE-T 半二重
3 100BASE-T 全二重
4 100BASE-T 半二重
5 100BASE-TX 全二重
6 100BASE-T2 半二重
7 100BASE-T4
8 10BASET-T 全二重
9 10BASET-T 半二重


設定

Linux


Cisco

SW1(config)#interface fastethernet 0/1
SW1(config-if)#duplex auto
SW1(config-if)#speed auto

SW1(config)#interface fastethernet 0/1
SW1(config-if)#duplex full
SW1(config-if)#speed 100

Cisco Nexus

Nexusでは機種によりますが、ポートのspeed引数に「1000」(1GB)、「10000」(10GB)、「auto」を設定できます。

Nexus(config)# interface ethernet 1/1
Nexus(config-if)# speed 10000




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