目次

Top#スイッチに戻る

IP Fabric(L3 Fabric)概要。メンテナンス時も無停止のネットワークを実現


関連ページ



IP Fabric概要

構成メリット

構成注意点

設計メモ

IP Fabricイメージ例

複数のスイッチをまとめて、大きなL3スイッチになります。


IP Fabric用語

VXLAN Virtual Extensible Local Area Networkの略。
「L2 over L3」のオーバーレイネットワーク
現在のVLANを拡張する技術で、レイヤー3ネットワーク上にレイヤー2ネットワークをオーバーレイで実現する。
VTEP VXLAN Tunnel End Pointの略。
VXLAN終端ポイント。
VXLAN対応スイッチ
VXLANのトンネルはハイパーバイザーに含まれる仮想スイッチや物理サーバーなどに設置されるVTEPで終端される。
ARP解決のようなことをする。
VTEPでは各仮想マシンのMACアドレスとVNIを指定するのに必要なヘッダを生成する。
VNI VXLAN Network Identifierの略。
VXLANにおいて、各論理ネットワークの識別を行うためのID。
VLANのようなもので、VLANと紐づける( VLAN 100 = VNI 10100, VLAN 300 = VNI 10300)
24ビットのVXLAN IDを活用することができ、最大で1677万のL2ネットワークを作成できることになるため、
VLANのID制限の課題(4096までのIDしか利用できない)を解決することができる。
CRB Centrally-Routed Bridgingの略
Spine側でL3を行う
一般的にはこれが使われる
ERB Edge-Routed Bridge
Leaf側でL3を行う。
East-Westの通信が多い場合。


VXLAN(Virtual eXtensible LAN)

VXLANフレームはデータフレームにVXLANヘッダを付けた上でUDPにてカプセル化し、L3ネットワーク(アンダーレイネットワーク)上をルーティングされながら転送され、L3ネットワークを越えてL2で宛先に到達することが可能です。

VXLAN EVPN(Ethernet VPN)方式

OVSDB 方式(RFC 7047)

Multicast 方式



参考:コラム - クラウド時代のオープンソース実践活用 | 第64回 いまさら聞けない? VXLANの仕組みとVTEPの役割|CTC教育サービス 研修/トレーニング


VXLAN EVPN(Ethernet VPN)

Control Plane
(制御情報の交換)
MP-BGP Multi Protocol BGP
Data Plane
(データの転送)
MPLS Multi-Protocol Label Switching
PBB Provider Backbone Bridge
NVO Network Virtualization Overlay

Data Planeは、MPLSかPBBかNVOのどれかを利用する。

MP-BGP (Multi Protocol BGP)

BGP(BGP4)は、IPv4だけでしたが、MP-BGPは、IPv4以外のプロトコルに対応しています。

VXLAN EVPN用語

EVI EVPN Virtual Instance
MAC-VRF
RD Route Distinguisher
MAC-VRFごとに一意の識別子
RT Route Target
ES Ethernet Segment
ESI Ethernet Segment Identifier
L2セグメントの、一意の識別子
接続先のPE routerのインタフェースに対して同一の値を設定しておきます。

参考:EVPN-VXLANのAll-Active Multihomingによる拠点間の接続を試しました - FJCT Tech blog


参考

Cloud-Native Data Center Networking


関連ページ








Top#スイッチに戻る